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    BLOGGING

    2012.11.20

    Goreway! セネガルのミュージシャン

    ミュージシャンたちがよく使う言葉で、日本にいて日常的に耳にすることがあまりない言葉がいくつかある。「(自分/自分たちは)強くならないといけない」とか「自分より若い人たちを勇気づけたい/見本になりたい」とか。セネガルにもいくようになって、セネガルのミュージシャンたちもおんなじように使うのに気づいた。

    ヒップホップのフィロソフィーであったり、貧困エリアに住んでいるという彼らのバックグランドの共通点かもしれないが、彼らが育ってきた環境や背負っているバックグランドを知った上で、どういう経緯を得てそういう心持と覚悟をもつようになったかを思うと、ほんとうに尊敬したい気持ちになる。そしてその心境に至るまでのStruggleには、全世界の人々の悩みや苦しみに共通するユニバーサルなものがあると思う。

    そういったバックグランド情報があるからこそ、音楽のジャンルとしてのヒップホップに詳しいわけではない私なのに、彼らのつくるヒップホップに、とても心を動かされたりするこの感じ、どうやったら伝えられるのかなと思う。セネガルに来ていたテレビ取材班も、取材前は「ヒップホップですか。。。」と言っていたのに、取材が終わるころにはすっかりミュージシャンの曲のファンになって、彼らの曲のサビを♪♪ Back the roots!! とか♪♪ Goreway!!とか口ずさむようになり、「めちゃくちゃいい曲ですね」と言っていたけど、こういう感じを、現地に行ってミュージシャンに会ってない人にも伝えるのが私の仕事なんだろう。。。けど、はあ、難しい。。。

    テレビ取材班より先にセネガルをあとにした私、空港までお見送りに来てくれて、さよならと別れて、Departureの入り口の列にひとり並んでいると、遠くから大きな声でGoreway!! (=がんばれ、よくやった!)と叫ぶ声が聞こえた。日本人にこんなべたな言葉を大声で叫ばせる気持ちにさせるような、ミュージシャンたちの力を、ほんとどう伝えればいいんだろうかと思うと、途方にくれています。