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    BLOGGING

    2012.12.15

    ナイロビへ。Pride of Africa

    再びナイロビを訪れています。
    今回はとうとう新しいアルバムを制作するということで、みなさまからのCampfireの支援と、日本からナイロビにきてくれた音楽家・エンジニアの方の力を借りて、なんとかレコーディングにこぎつけます!

    さて、今ナイロビ空港の壁に貼られている、携帯電話会社Safaricomの広告。

    とても写真が美しく、思わず空港の渡り廊下で立ち止まってしまいました。

    ケニアの民族数は40ほどと言われていますが、各民族(民族名が左下に)の伝統的ないでたち、衣装、暮らしぶりを表現しています。私が目にしたのは15民族ほどでしたが、全部で何種類あるのでしょうか。カレンダーにして部屋に貼りたいです。

    写真はルオ族。伝統的な音楽をもつ人たちです。Kochのミュージシャンにもルオの人たちがいます。

     

    Safaricomの広告といえば、2年前に作られた、おそろしく大掛かりで息を呑むようなテレビ広告があります。

    雄大な自然と音楽に、なにか、神がかり的なものを感じずにいられません。

    “Niko na Safaricom”とは、スワヒリ語で「サファリコムとともに」という程度の意味なのですが、この歌のシンプルな歌詞が繰り返し伝えているのは「私たちはできる」といったような意味合いの言葉で、これは自尊と誇りの歌といえます。

    ケニアのフラッグシップである、Kenya Airwaysのキャッチコピーは”Pride of Africa”ですが、この曲も、あえてタイトルをつけるならば、このタイトルがぴったりなように思います。

    ケニアの人に聞くと、この広告にはとても心動かされるものがあるようです。

    そしてこの自然!美しく大きな、山、海、滝、砂漠…自ずからケニアの観光ビデオとなっています。これをみるとたいていの人は、ケニアに旅行に行きたくなるでしょう(実際、ケニアはサファリのみならず、観光資源が豊富な国です)。

    メイキングビデオも出ていますが、これはさらにおもしろいです。ヘリを2台使い、エキストラも含め800人を動員し、ひとつの曲を歌う。雪山を登り、砂漠に降り立ち、ヘリに乗り、ここまでする必要があるのかという疑問が浮かびそうになるのを押しとどめる、歌と自然の力があります。

    これだけのテレビ広告ができるとは、Safaricomはどれだけ儲かっているのかという気がしますが(Safaricomはケニアでシェア6割を占める)、トップ企業が自社の利益だけでなく、文化や創造に貢献しようとお金をかけていた、少し前の日本を思い出しました。なお、Safaricomは、M-Pesaというモバイルバンキングを開始して、ケニアの人々の金融状況を劇的に変えた会社でもあります。